カテゴリ
journey books pictures friends Kyoto museum foods movie music TV about me school dream... News something else 以前の記事
2013年 03月 2012年 01月 2011年 11月 2011年 09月 2011年 06月 2010年 12月 2010年 10月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 04月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 フォロー中のブログ
★Link★
ライフログ
最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2008年 03月 12日
(今までの2倍長いです。
読むの疲れるかも…) 最後の旅日記です。 全部で6個、長々と読んでくれてありがとう。 小説風にちょっと盛ったトコロもありますが、 99%ノンフィクションでお届けしてます。 2月16日 ついに、来た。 ウユニだ。 この旅の目的は3つあった。 『ナスカの地上絵・マチュピチュ・ウユニ塩湖』 ウユニ塩湖?なにそれ?どこにあんの? と、みんなは言うかもしれないけど、 実はこの中で一番楽しみにしていたのは ウユニ塩湖だった。 今は雨季で、シーズンオフだが、 逆に、塩湖に雨が溜まり、鏡のように反射して美しい 写真を見てから、絶対に行こうと決めていた場所。 見た瞬間に目を奪われてしまうくらいの迫力だった。 ウユニからチリ国境までのツアーに参加するため 2つの旅行会社をのぞいてみた。 一つ目、crystal tours アシスタントのお兄さんが、 超カッコイイ!!!!!!!!!!! 思わずこちらで決めてしまおうかと思ったが 外に出て少し考える。 また、ウユニ塩湖の真ん中には、全て塩のブロックで できているホテルがある。 そこにも泊まってみたい。 が、 このホテル、塩湖のど真ん中に位置している為、 シャワーが無い。 そして この時、すでに2日間も風呂に入れていない!!!笑 さすがにお風呂に入りたくてしょうがなかった。。 もしも今日の宿で風呂に入れなかった場合、 ぶっ続けバス旅で19日のpuno入りするまで、 6日間も風呂に入れなくなってしまう!!!!!!! イヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤ!!! それは断固阻止だろ!!! と、相方と話し合い、塩のホテルは諦める。 そんなことを外のベンチで話していると、 1人の日本人男性を発見。 またまた新しい出会い。 名前は亀山さん。40代くらいか?? 今からツアー会社を探すらしい。 何かの縁なので、一緒に二つ目の会社に行った。 一つ目の会社と同じ内容・金額だったので、 こっちの会社と契約。 この時、時間は約8:00くらい。 二人とも2日間ぶっ続けのバス旅で、 女を捨て切っていたね。笑 ロクな食事も摂っていない。 (2日間プリングルスとクッキーで凌ぎました…) そして相方は体調も崩してしまった。。 そんな2人を見かねてか、 亀山さんは自分が泊まっていたホテルを 『身支度していいよ。散歩してくるから。』 と、私達に貸してくれた!!! 見ず知らずの初めて会った小娘2人に… 優しい人に恵まれすぎている。 旅が始まってから色々な人に お世話になりっぱなしな二人組。。。 悪い人とか、危ない目にとか 遭遇した試しがないくらいの強運。 ご好意に甘え、洗面所を借りて 2日振りの洗顔と歯磨き…笑 (お願いします汚いとかで一蹴しないで下さい) いかに日本が恵まれているか いかに自分達は贅沢な暮らしをしていたか 実感させられた。 歯を磨くだけで、ここまでリフレッシュできるのか! と、意味が分からず感動してみたり。 2日振りの食事は、 パンとチーズ・ハム。 少量なのに、とても満足。 日本は食べたいと思えばどこにでも美味しいものが 売ってる。 当たり前だと思っていたけど、 これも恵まれた環境だということに気付く。 10時を過ぎ、英国人女性3人が加わる。 コック、ガイド、ドライバー合わせて9人。 オンボロTOYOTAのランドクルーザーに乗り込み、 往復1000km、2泊3日 『砂漠爆走!ラグーナツアー』に出かけた。 よーし、行くぜぇ! と、意気込む。 が、 30分も走らないうちに、車は止まった。 エンジントラブル。 エ?大丈夫なの?この車。。。 と心配しつつも、最初で最大の目的地、 ウユニ塩湖へ。 __________________キリトリ___________________________ ここからは景色を想像しながら読んで下さい。 _________________________________________________ 赤茶けた砂漠のダートロードを駆け抜けていくうちに 少しずつ道路が白くなってくる。 そして、いきなり目の前に白い世界が広がった。 20億トンの塩が眠っているという ウユニ塩湖。 想像以上に、 期待以上に、 美しかった。 雨が溜まって、空が反射する。 空と湖の境目がわからない。 世界が、丸い。 自分のお気に入りの場所というものがある。 3位 スイスのユングフラウヨッホ 2位 ハワイ・カウアイ島の星空 1位 ハワイ・ハワイ島のグリーンサンドビーチ この3つをぶっちぎって、 この瞬間に、ウユニが大好きな場所1位になった。 これ以上に感動する場所なんて、 もうないんじゃないか。 と思ったくらい。 しかーし、 世界は広い。 その次の日に、ウユニを越える絶景を 見ることになるとは、思いもしなかった・・・ 夕方、宿に着く。 2日ぶりのシャワー! だが、 日本のシャワーのように あついお湯が勢いよく出るわけでもなく 宿についているんだから無料で入れるわけでもなく (約80円払いました。5ボリビアーノ) 申し訳なさ程度に、ぬるいお湯が出てきた。 それでも、充分だった。 日本がいかに水に恵まれているのかも 充分に分かっていたから。 夕食はコックさんのボリビアの家庭料理。 美味しい。 かたーいベッドで、背中を痛めながら寝る。 それでも、2日間もバスの中で寝てきた私にとっては とても有り難いこと。 不眠という単語から、ほど遠いみずきちゃん。 もちろん、爆睡。 3秒で眠りに付く。笑 。。。。。。。10分休憩。。。。。。。。。。 2月17日 ボリビアとチリの国境を目指し、 今日も元気にオンボロTOYOTAは走りまくる。 (エンストを繰り返しながら) 走り出して、街を抜けると、 景色から無くなったものがあった。 送電線。 そう、ここからは、電気が無い。 そして、砂漠を走っているときに、ふと気付く。 『道って、みんなが通って出来るものなんだ!』 何もない砂漠の中に、くっきりと2本の轍の跡。 google earthとかで見てくれれば分かるけど ボリビアには、首都以外にコンクリートロードは無い。 全て砂利道。 そんな砂利道を、ドライバーのリチャードは 90km走行。アホか!! そんなこんなでいくつかのラグーンを回る。 どのラグーンにも、 何百羽と、野生のフラミンゴが羽を休めている。 壮観。。 その中に、laguna Hondaというラグーンがあった。 着いた瞬間。 ウユニの壮大な景色を抜いた。 『何も無い贅沢』が、ここにあった。 空が近すぎる。 雲が掴めてしまうのではないかと思うくらい。 それも納得できる。 ここは海抜4500m 遠くを見渡すと、8000m級の山々が万年雪が被っている ここが富士山よりも高い場所だとは、到底思えない。 ウユニ以上に感動することなんて ないんだろうと思っていたのに。。。 こんなに素晴らしく壮大な景色は、ここにしかない。 そう思ったのに。。。 このまた次の日に、思わず感動で泣いてしまった 場所があるとは、この時思いもしなかった。 この日の宿は、国立公園の中のユースホステル。 もちろん、電気も水道も、通っていない。 他のツアー客も合わせ、30人くらいが宿泊していた。 その中に、アルゼンティーナのカップルがいた。 アクセサリーを作りながら売って、旅をしているそう。 とても素敵だったので、 一つブレスレットをその場で作ってもらった。 『3時間くらいで出来るから』 と、言われる。 1時間くらい経った頃に、アルゼンティーナ達の 部屋に遊びに行った。 入った瞬間、感じた。 『ここは、ヤバイ。。』 隣のベッドにいる男が、 変なにおいのする煙草らしきものを吸っている。 アルゼンティーナに声をかける。 『あ、まだまだ時間かかりそうね! じゃあ出来たら教えて!』 そ、そそくさと逃げる。 完全にキめてる時に入ってしまった。。笑 (出来上がったブレスレットは可愛かったよ!) 何もすることがないので、ずっと亀山さんと3人で 恋愛話で盛り上がった。 小娘のしょうもない話に付き合ってくれるとは 思い返すとちょっと面倒臭いことだったな~ なんて思ったり。ありがとうございました。 この日も3秒で就寝。 そして明日は4時半起床! 。。。。。。。10分休憩。。。。。。。。。。 2月18日 5:00am 真っ暗なうちに出発。 最後の目的地 ラグーナ・ベルデ 全く期待していなかった場所。 むしろ行かないと思っていた場所。 ここにも神様がいた! ボリビアとチリの国境にあるこのラグーンで あまりにも美しすぎて、感動して泣いた… ミネラルの影響を受け、水の色は エメラルドグリーンに輝いていて その奥には万年雪を被った大きな山。 ここに小一時間は眺めていられる! そのくらい美しい場所だった。 laguna hondaと張るな~ 甲乙つけ難い。。 それでも、自分のお気に入りの場所トップ3が 3つとも、ボリビアになってしまった! そのくらい美しい景色を持っている国だった。 国境で、英国人3人と、亀山さんとお別れ。 4人はこのままチリに抜ける。 帰りは相方と二人。 ひたすらウユニの街に、戻るだけ。 9:00am ボリビア・チリ国境を出発。 そして4日間(時差入れて5日間!)かけて 日本へ帰る。 ひたっすら四駆とバスと飛行機に乗ってるだけ。 最後の最後が 一番ハードスケジュールだった。。。 それでも、無理して来た価値は十二分にあった。 今度は雪ウサギ達と、四駆を自分達で借りて のんびり旅してみたいな。 以上、みずきの奇妙な冒険 終わり。
by freshseason
| 2008-03-12 09:00
| journey
|
ファン申請 |
||