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2008年 03月 11日
2月14日
すぐにボリビア入りを決意し、1時間でパッキング そして優しい宿のロスィオ一家との別れ。 絶対に貴方達の優しさを忘れません。 そんな別れもあるならば、新しい出会いもあるのが 旅。すぐに出会いがやってきた。 22時、バスステーション出発 今回のバスはsan luis。 ボロいけど、相変わらずのリクライニング! ナスカ→リマで乗った cruz del sulの一等バスが良すぎて san luisはちょっと期待はずれだった。 私の席は2階の階段の前。 目の前に階段の台があって自由に脚が伸ばせる。 バスに乗り込み、暫くすると1人の少年が その台にちょこんと座る。 なんと歌い始めた!!! 眠いのに、目の前で歌われ、 ちょっとイラっとする。 歌い終わると席を回り、チップをねだる。 相方キャロルがチップを渡す。 『なんかキレイな歌声で思わず感動しちゃった』 しかーし 1階に下りる時、少年が笑いながら 小銭をじゃらじゃらさせている。 『やっぱりあげなきゃよかった』 やっぱり面白い私の相方。。。笑 そんなやりとりをしながら眠りにつく。。。。 2月15日 気付いたら朝の5:00 バスがいきなり止まった。 トイレ休憩? とも思ったけど、 ぞろぞろと人が降り始める。 でもまだここはペルーの国境の街・puno 私達の目的地ボリビアの首都・la pazではない。 とりあえずトイレに行きたくなったので、 バスのトイレに行く。 ドアを開ける。 ↓ とりあえず入ってみる。 ↓ ドアを閉める。 ↓ ちょっと考える。 ↓ すぐに出る。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 結果。 『このトイレだけは無理!!!!!!』 あまりにも汚くて(想像を絶する) あまりにも暗くて(電気というものは無い) そして鍵が無い。 免疫が付いた気でいたが、 このバスだけはどう考えても無理!!!!!!!! 鳥肌立った。 走ってpunoのバスステーションのトイレに行く。 あのトイレよりは断然マシなやつ。 それでも私のマイミクの女の子は 誰一人として入れないだろう。笑 (キャロルを抜かして) 『バスのトイレまじでムリ! 行くならバスステーションの中だね。』 (お金かかるけど) 入れ替わりでキャロルがトイレに走る。 1人バスの中で待っていると2階の乗客が みんな降りてしまった。 なんで?????? と思って、目の前に来た人に声をかける。 なんと日本人だった。 『ここで乗り換えらしいですよ。』 と教えてもらう。 なるほどだからみんな降りてたのか。 一番最後にバスを降りる。 見上げると少し明るくなりつつある空。 とても素敵で感動した。 バスステーションでla paz行きのチケットを 取りに行く。 代理店のおばちゃんが『座席』を手配してくれたのは punoまでだった。 (la pazまでの代金は払い済み) 自分でla pazまでのバスの座席を取らなきゃいけない。 知らなんだ。 南米は知らないことが多すぎていつも驚く。 今回もまたこの日本人に助けられた。 la paz行きのバスの出発時刻は7:00 約2時間あるので、いろいろとお話しながら待つ。 これが次の出逢い。 あまりにもびっくりした。 そうです。 この人の名前は 『竹内くん』 同じ名前だった。 そしてまたまた驚きの発見! 2月9日 リマで泊まった日本人宿・沖縄で自己紹介したとき、 『竹内くんって男の子がちょっと前まで居たんだよ~』 と言われていた。 そう。本人だった。 “こんな偶然ってあるの!?” と、感動していたら、 神様はもっと面白い偶然を仕掛けてくれた。 彼の家は平塚市。 私の家のすぐそこだった!!!!! 最寄り駅は伊勢原駅。 なんという偶然・・・ 身近なご近所さんと 地球の裏側で出逢えるなんて 予想も想像もつかなかった。 メキシコで出逢ったさやは私の最初の内定をもらった (その次の年の2月にね) 会社の内定者だった。(メキシコ旅行は前の年9月) しかも相模原在住。 同じくメキシコで出逢ったてっちゃんは横浜だった。 それでも驚いていたのに 竹内くんはその上をいっていたね! まさかこんなに近いとは。。。 しかーし 神様はやっぱり、すごい。 3度の偶然だけでは終わらせなかった。 午前6:30くらい 外に出てバスを待つ。 一台のバスが止まった。 降りてきた乗客。 その中に、 『竹内くんって男の子がちょっと前まで居たんだよ~』 と、教えてくれた二人組がいた!!! 首都limaで出逢った5人(私達は4人か)が 国境付近のpunoで再会。。 地球の裏側で再会、出逢う日本人達。 こんなことって、滅多におきるものではない。 だから旅が好きなんだな、 って、心から想った。 この5人でla pazを目指す。 旅が俄然面白くなってきた!!! そんな面白くなってきたバスの旅の続きは、 また次のお話。
by freshseason
| 2008-03-11 23:38
| journey
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